今回はきなのふだんのごはんについて書こうと思います。
きなは最初はシード食でした。元いたペットショップで食べていたごはんと同じものをそのまま食べさせていました。
よく食べていたし、問題はなかったんですが、きなが成長していくにつれて発情抑制を考えるようになり、主食をペレットにしようと考えました。
よそのインコさんで、シード食からペレット食に変えてから気性が穏やかになって発情しにくくなったという話を聞いたことがあったからです。
▼発情について書いた記事はこちら
それに、ペレットはインコに必要な基本的な栄養素を全て含んでいてバランスも考慮された配合比になっているという点もシードより優れていると知りました。
発情の相談で動物病院を受診した時、獣医さんからもペレット食をすすめられました。
シードが主食の場合は、青菜やサプリなどで栄養を補ってあげないといけないけど、ペレットが主食の場合は基本的にペレットだけでも十分な栄養がとれるのだそうです。
あと、シードに比べて胃腸に優しく、もし病気になって消化能力が落ちてしまっても栄養をとりやすいので、健康なうちから慣らしておくのも安心かと思いました。
↓ この本もすごくためになりました。おすすめです。
そもそも食べてくれるのか?
かいぬしが「よし、切り替えよう!」と勝手に思ったところで、そもそも本人(鳥)は食べてくれるのか不安だったのですが、きなの場合、発情を利用してペレットへの切り替えに成功しました。
発情中は「もっとごはんをたくさん食べて卵を産まなくちゃ!」と食欲旺盛になっているので、何でも食べる勢いでした。
案の定、放鳥中あそびながら床にすこーしペレットを置いてみたらすぐに食べてくれました。
それからシードの中に少しペレットをまぜ、食べていることを確認したら少しずつペレットの割合を増やしていき、最終的にペレット100%にできました。
その時期がまだ生後半年くらいだったから、変化に柔軟だった可能性もあるかもしれません。
シードは様子を見ながら少しあげる
ただ、シード食にもメリットはもちろんあります。
インコたちからしたらペレットよりシードの方がおいしいらしいですしね。
シードの皮をむいて食べることは祖先からずっと遺伝子に組み込まれていることなので、まったく食べさせなくするのはちょっと不安。
それに、皮をむいて食べる楽しみ、いろんな種類を選択する楽しみ、味のバリエーションを楽しむ・・・など、楽しみをうばってしまうのはかわいそう。
なので、きなの場合は発情などの様子をみながらシードも少しあたえています。
▼シードについても書きましたのでこちらもぜひ (*´▽`*)ノ゙
きなが食べるペレット3種
①ラウディブッシュ デイリーメンテナンス(ニブルズ)
- 主成分:粗蛋白質 11%以上 粗脂肪 6%以下 粗繊維 3.5%以上 水分 12%以下
- 原産国:アメリカ
きながいちばんよく食べてくれるのはこれ。
前に飼っていたシロちゃんが動物病院ですすめられたのがこれだったから、きなにも最初にあげてみたら食べてくれました。(ちなみにシロちゃんはペレット全然食べてくれませんでした・・)
よく行くペットショップにも置いてあるし、きなのかかりつけの動物病院(シロちゃんが行っていた病院とは別)にも置いてあります。
粒もほどよい大きさで、硬さもきなにはちょうどいいみたい。粒になってるところと、崩れて粉っぽくなってるところが混在してるので、きなも楽しんで食べれてるのかもです。
人工着色料や人工甘味料を使用していないのもうれしいところです。
ひとつだけ懸念点をあげるなら、このペレットたまに欠品するんですよね・・
取り扱ってた会社が倒産して欠品、その後違う会社が取り扱ってくれて復活・・みたいなことがあったと思います。(パッケージも変わりました。)
メインで食べているので、今後欠品しないことを祈るばかりです。
②ハリソン アダルトライフタイム スーパーファイン
- 主成分:粗蛋白質 14%以上 粗脂肪 6%以上 粗繊維 4.5%以下 水分 10%以下
- 原産国:アメリカ
これはラウディブッシュについでよく食べてくれます。というか、食べっぷりに関してはラウディブッシュとほぼ変わりません。
ラウディブッシュに比べると、粒が少し小さめで、崩れて粉っぽくなっていることはあまりありません。
保存料を含まない100%オーガニック製品というところも安心でうれしいです。
保存料を使っていないので、小さい袋に1ヶ月分くらいだけ入れて出しやすいところに置いといて、残りは元のパッケージのまま冷凍保存しています。(他のも同じようにしています。)
ちょっとだけ気になるのは、きなだけかもしれないけど、粒が小さめなので早食いになってしまいがちなところ。
きなの早食いがひどい時は、どうも噛まずに飲み込んでいたみたいで、「んぐんぐ」とノドに詰まったようなかんじになって首を振って少しだけ消化されたペレットのかたまりを吐いたことがありました・・(その時はびっくりしました・・(;・д・))
最近はそのようなことはあまりないんですが、ちょっと心配なのでラウディブッシュ8:ハリソン2くらいの割合で混ぜてあげています。
③ズプリーム ナチュラルスモールバーズ
- 主成分:粗蛋白質 14%以上 粗脂肪 4%以上 粗繊維 5%以下 水分 10%以下
- 原産国:アメリカ
ラウディブッシュが欠品の時、変わりになるものを探そうといくつか試して食べてくれたもののひとつです。
こちらも無着色、無香料、人工保存料・防腐剤不使用のナチュラル派ペレットです。
粒の大きさはラウディブッシュと同じくらいですが、硬さがこっちの方が硬いみたいです。
最初あげた時は、食べたいけど硬いからやーめた!みたいなそぶりをしていたので、コショウなどをすりつぶすミルやすり鉢を使ってすりつぶしてあげていました。
だけどきなが成長するにつれて噛む力も強くなったせいか、いつのまにかそのまま食べられるようになっていました。
今は家の在庫がなくなってラウディブッシュも復活したのであげていませんが、また機会があればあげようと思っています。
いざという時に食べられるものがあるという安心感がありがたいです。
きなが食べなかったペレット
イースター インコセレクション トータルペレット
- 主成分:粗蛋白質 14.5%以上 粗脂肪 3%以上 粗繊維 4.5%以下 水分 10%以下
- 原産国:日本
ラウディブッシュが欠品の時、ペットショップで代替品にと試食品をもらえたペレット。
インコ用のペレットでは数少ない国産品なのでできれば食べて欲しかったんですが、理由はわかりませんがなぜか食べてくれませんでした・・・
粒の大きさとかも他とそんなに変わらなかったと思うんですが・・脂肪分が他に比べると少なめだから・・?
こればかりは本人(鳥)の味の好みなのかな?
また機会があればあげてみたいな・・(脂肪分少ないから食べて欲しい・・)
キクスイ ペレッチ・グリーンフード
この2つは、だいぶ前に試して食べなかった・・・
これも理由はわからず・・・(これも国産なのに・・・きなは国産きらいなの?)
今後試してみたいペレット
ラフィーバー プレミアム パラキート
- 主成分:粗蛋白質 15%以上 粗脂肪 5%以上 粗繊維 3%以下 水分 10.5%以下
- 原産国:アメリカ
ちょっと前にお試しで小分けタイプを購入したら食べてくれました。
Sunny Kitchenさんはいろんな鳥さんのごはんを扱ってて、ペレットもいくつか小分けタイプを販売しているので試したい時に助かります。 ←2020/01/18現在、やってないみたいですね…復活して欲しい…(o´・ω・)
ただ、サイズが細長くて(縦の長さが5mmくらい)少し大きめなので、そのままでは食べてくれず、小さくくずしてからじゃないと食べなかったのでちょっと手間というのがメインになってない理由のひとつかなと思います。
いろんな種類が食べられるにこしたことはないので、これからもいろいろ試していきたいと思います。
↓ この雑誌にペレット特集が載っていたのでとてもためになりました!とじ込み付録の『ペレット原寸図鑑』もわかりやすかったです。