こんにちは
しろきな(@shirochan_kina)です。
うちのセキセイインコのきなはもうすぐ6歳。
きなは昨年の梅雨入りくらいの時期からちょこちょこ吐くようになりました…
きなの最近の体調
病院での診断は慢性胃炎、食滞気味ということ…。
それから定期的に病院で診てもらい、胃腸薬を処方してもらっています。
(セキセイインコは胃を悪くする子が多いらしい…😣)
幸い今のところ吐いてしばらくすると元気も食欲も回復するのですが、吐いてる最中はそれはもうしんどそうで、顔の周りに吐瀉物が付着して、とても見ていられない状態です…
季節のせいか、お薬が聞いているのか、今は多少吐く回数が少なくはなっているものの、まだ完全に吐かなくなったわけではありません…
通院やお薬以外に何かしてあげられることはないかと考え、ごはんを見直すことにしました。
今までのきなのごはん履歴
今まできなのごはんはペレット7割、シード3割くらい。(発情や体重の具合によってはペレットの割合を増やしたり。)
幼鳥期はシードメインでしたが、発情や産卵をきっかけにペレットへの切り替えができていて、それからは発情も以前よりおさまりつつありました。
▼発情抑制・食事制限する前はきなは卵をたくさん産んでいました💦

▼発情関連の動画
▼ペレット主食の時の動画
ペレットがいい?シードがいい?
シードよりペレットの方が消化がいいので胃の負担が少なく、栄養的にもバランスがとれているので、通常はシードよりペレットが良いと病院でも言われていました。
しかしきなはそのう下垂もあり、そのうにごはんが滞りやすく、それで吐くこともあるかもしれないということがわかってきたのです。
ちょうどごはんを見直そうと思っていた頃、横浜小鳥の病院の海老沢先生がYouTubeで質疑応答ライブをしておられ、そこできなと同じような状況の方がごはんについての質問をされていました。
▼こちらの動画です
そこで先生がおっしゃるには・・・
ペレットの方が場合によっては菌が繁殖しやすい。
栄養的にはペレットがおすすめだが、ペレットは熱をかけて作っていて(メーカーによって温度と温度をかける時間はだいぶ違うが)、熱がかかっているということは一度アルファ化したでんぷんが固まってるので細菌が遺留しやすい。
メリットとして消化はしやすいが、その反面水分を含むと細菌が繁殖しやすい。
シードは生のものなのでそのまま食べてもすぐにそれを栄養として細菌が使える状態ではないので菌の増殖には時間がかかる。 菌が増えるのを抑制するのであればシード食の方がいいんじゃないかと思う。
ということでした。
胃のことを考えるとペレットの方が良いけど、そのうのことを考えるとシード…
かなり悩んでいました。
どうやら発芽シードというものがあるらしい!
悩みながらごはんについて調べていると、いつもごはんやおもちゃを買っているとりきち横丁さんが「発芽シード」なるものを発売するとの情報を耳にしました。

発芽シードとは、スプラウト、スプラウテッドシード、芽出しエサとも呼ばれ、シードを水につけて芽が少し出た状態で食べさせるもの。
発芽シードにすると、硬いシードが柔らかくなり消化吸収がよくなるらしいのです✨
しかも栄養面では発芽の過程でビタミン(特にビタミンB)・ミネラルが増し、タンパク質と脂肪がアミノ酸と脂肪酸により分解され、カロチノイドが大幅に増加するとのこと。
また、
- 鳥たちにはご馳走で、鳥たちのQOLが上がる
- 湿ったシードにパウダー状のサプリも吸収しやすくなりシード食だけでは補えない栄養素を効率よく摂取できる
というメリットも✨
これは!きなにぴったりなのでは?!
作り方や食べさせ方は色々ありそうですが、まずはとりきち横丁さんの「発芽専用シード」を試してみることにしました。
とりきち横丁さんの発芽専用シードの作り方
1. シードと容器を用意する
まずは発芽する新鮮なシード、水切りができるザルやスプラウト容器、ジャーを用意し、熱湯消毒します。
- 発芽する新鮮なシード…とりきち横丁さんの発芽専用シードを用意しました
- 容器はとりあえず少量作るので小さめのザル(粉ふるい)にしました
- 使用するザルはステンレスか、BPAフリーのプラスチック製にします
2.容器を洗浄・熱湯消毒
まずは使う容器をきれいに洗って熱湯消毒します。
発芽シードを作るには衛生面を保つのがとても重要です。
3. シードを流水でよく洗い、水に浸す
シードをザルに入れ流水でよく洗い流します。
洗い流したら、シードを8~12時間(気候による)完全に水に浸します。
- シードが傷むので12時間以上シードを水に浸さない!
- ザルで作る場合、発芽させている間、埃が入らないよう布巾などで覆う
- 途中2、3時間おきに冷たい流水ですすぎ、水を取り替える
4. 水切り後、発芽するまで置く
12時間ほど水に浸したら水を捨て、シードが発芽するまで容器を置きます。
- 芽が出たシードは約12時間おきにすすぎ、カビと乾燥を防ぐ
- 水を切った状態で24時間から48時間で発芽が始まる
- シード同士がなるべく触れ合わないようにしたほうが発芽しやすい
- どの程度発芽させるかは鳥の好みによって変える
初日はふやかしシード、さらにそのまま置いて2日目に少しだけ芽が出た状態にし、さらに翌日は芽が出た状態にして与えることで傷まないうちに食べ切ることができるそうです。
▼水に浸け始めて約49時間後のシード。かなり芽が出てきてる🌱✨
5. 食べる前に冷たい流水ですすいでから与える
必ず食べる前に冷たい流水ですすぎ、水切り後に1-3時間置いて常温にしてから与えます。
冷たいまま与えるとお腹が冷えてしまいますからね💦
きなとももに与えてみたら…
最初は少し警戒していましたが、少しずつ慣れてきてすぐにおいしさに気づき、あっという間に発芽シードのとりこになりました☺️
その他の注意点やポイント
- 何度も徹底的にシードをすすぎ、衛生面を保つ
- 食べ過ぎると太るので体重管理しながら。
- 発芽シードは栄養価が高いため、発情している鳥には控えたほうがいい
- 週に2〜3回、おやつとして与えるもので主食にはならない
- 弱っている鳥、雛鳥には2週間にわたり毎日与えて大丈夫
- 1羽あたりティースプーン1杯分を目安に、適宜調整。
- 余ったら冷蔵庫で3日程度保管できるが、変な匂いや変色が見られる場合はすぐ廃棄する
- 高温多湿な季節はなるべく避け、涼しい季節にのみ作る
- ある程度まとまった量作る場合はスプラウトジャーがおすすめ(蓋に穴を複数開けたジャムの空き瓶で代用できる)
とりきち横丁さんの商品ページもぜひチェックしてみてください。
(追記:発芽シードを作ったYouTube動画をこちらのページで紹介していただきました✨)

発芽シードを作ってみた感想
作る前は色々と大変そうだな…という印象でしたが、実際に作ってみると思ったより簡単だと思いました。
とにかくきちんとすすいだり衛生面やカビに気をつけることですね。
今回作ったとりきち横丁さんの発芽シードは週に2〜3回、おやつとして与えるもので主食にはならないとのことだったので、きなが主食として食べられる発芽シードについても調べたので今後それについても書きたいと思います。
とりきち横丁さんの発芽専用シード、作ってみてよかったです✨
2羽のおいしそうに食べる様子が印象的で、本当においしいんだなー✨と思いました。
よかったらぜひチェックしてみてください☺️
(アフェリエイトなどではないです。)
YouTube
おいしそうに食べるきなとももの様子をよかったら見てみてください☺️