こんにちは
しろきな(@shirochan_kina)です。
今回は、インコにお薬を飲ませる時のコツを書いておきます。
秋にももが体調を崩した時に、2ヶ月間毎日朝夕2回お薬を飲ませていたので、コツを忘れないように備忘録として残しておこうと思います。
直接投与と飲水投与
今回書くのは『直接投与』の薬の飲ませ方です。
直接投与のほかに、飲水投与という薬の与え方があります。
直接投与は、そのままですがインコの口に直接お薬を与える飲ませ方。
飲水投与は、ふだん飲んでるお水の中にお薬を溶かしてそのお水を飲ませる方法。
ももも最初処方されたのは飲水投与のお薬でした
ももが体調を崩してまず処方されたのは飲水投与するお薬でした。
ケージの中にお薬入りお水しか置かなかったらそのお水を飲むはず、と言われたので2日間様子を見たのですがどうしても飲まない…(´Д`|||)
放鳥したらキッチンの蛇口のところへ真っ先に向かい、お水を出せとアピールするのです…(>ω<、)
口元にお薬入りのお水の入れ物を差し出しても頑として口を開けない…
水分をとれないのでだんだん食欲もなくなっていき、体重が減っていったのです…(TДT)
変なところに頑固なもも…
見かねて獣医さんに相談したところ、脱水していたので点滴(注射)してもらい、直接投与に変えてみましょうとなりました。
だいたい8割くらいの子はちゃんと飲水投与で飲むらしいのですが、ももは残りの2割でした…💦
ちなみにももはネクトンを入れたものも飲んでくれませんでした💦
まださし餌をしている時もお薬を処方されましたが、その時はさし餌にお薬を数滴混ぜて食べさせる方法でした。それは特に嫌がることもなく食べていたので、やはりお水に何かを混ぜられるのを嫌うのでしょう…
直接投与のデメリット
ももはどうしても飲水投与で飲まなかったので直接投与になりましたが、できれば飲水投与の方がいいと獣医さんは言っていました。
飲水投与の方が鳥さんにストレスがかかりにくいからというのもあるそうです。
お薬の存在に気づかなければお水をただ飲んでるだけですもんね。
直接投与は掴まれて無理やり口の中にお薬を入れられること自体ストレスになってしまいますよね…
それに、鳥は口のすぐ近くに気管の入り口が開いているので誤嚥する危険性があるそうです。
与える側の技術的な問題が発生してしまうのもあるんでしょうね。
お薬の飲ませ方
まず、つかまえて保定します。
頭部を親指と中指でしっかりはさみ、人差し指で軽く頭を押さえるといいそうですが、ももはおとなしくて暴れたりしなかったので人差し指と中指だけで大丈夫でした。
あと、自分の左手(掴んでる方の手)の小指をももの足で掴ませると足をバタバタさせなくなるので安定します。
飲ませる時は体を横倒しにします。
そして投薬瓶の先をくちばしの横(口角、根元の方)に近づけ、薬を一滴たらすかんじで口の中に薬を入れます。
くちばしの横からであれば、もし薬が多めに口に入ったとしても口から漏れ出すので過剰投与になる心配がないそうです。
仰向けにして薬を飲ませると、薬が多めに口に入ると気道の中に入ってしまい、誤嚥してしまうそうです。
鳥の保定のコツは、頭部をしっかり固定すること。
頭部は骨なので、しっかりつかんでも問題ないそうです。
飲ませた後は、ちゃんと飲み込んでいるか喉のあたりを観察します。
喉が動いていたらちゃんと飲み込んだ証拠です。
くちばしの中に薬を入れても飲みこまずに首を横に振ってペペッと吐き出す時もあるので注意です。
飲み込むまでくちばしを指で掴んでおくのもいいそうです。
百聞は一見に如かず【動画】
文章だけでは伝わりにくいと思いますので、ももにお薬を飲ませた時の動画をアップしました。
よかったら参考にしてみてくださいm(_ _)m