こんにちは
しろきな(@shirochan_kina)です。
先日(8月中旬)ようやくきなが抱卵をやめたので、健康診断もかねて病院へ行きました。
抱卵時は羽がたくさん抜けるので、もともと毛引きで少なくなっていた胸のあたりがますますはげてしまいました…(T_T)
毛引きの対策などもまた先生に相談してきたので、今回はその内容について書いていきます。
今の状態
- 胸のあたり、首回りを抜いているのはわかっていたが、先生によるとあまり見えない背中の方も抜いているらしい…
- 皮ふをかじったり新生羽を途中でかんだりして血が出ているということは今はない
- やせたりしてないので病的なものではないだろう
先生のお話
ちなみに最初の毛引きについての受診と2回目の受診は院長先生じゃない先生でした。
今回は院長先生を指名して診てもらうことにしました。
▼きなの毛引きについてはこちらから。


先生はたくさんお話をしてくださいました。
- これまでも伝えていたと思うが、毛引き症はクセになると治るのはむずかしい
- 厳密にいうと毛引きは病気ではなく精神的な問題
- 原因は多岐にわたると言われていて、特定するのはむずかしい
性的なもの、ホルモンによるイライラ、退屈…いろいろ言われているらしい - エリザベスカラーはいわゆる拘束器具。物理的に羽を抜かないようにしているだけで外せばまた抜くので根本的な治療ではない。またそれ自体がストレスになる。
皮膚をかじったり出血する場合は命の危険があるのでつけるが、今はそれはないのでしないほうがいい。
毛引きと発情の関係
抱卵をやめたきなですが、その後またうっすら発情しており、先生によると骨盤も少し開いてるらしく…

発情と毛引きの関係性もむずかしくなりますけど…
発情のイライラも毛引きの一環である可能性もあります
ちなみに発情対策をいろいろしていること、していたが1年ぶりに産卵したことを伝え、

1年に1回くらいは仕方のないことでしょうか?
と聞くと、

本当は1年間しないほうがいいです
とのこと…。
▼発情についてはこちら

産卵をしないまでも、持続的に発情して卵巣が活発になっているということは、どこで腫瘍が起こってもおかしくない状態らしく…
いかにそれを抑えるかが大事だということです。
というわけで、毛引き対策=発情対策にもなるので、引き続き発情対策をしていきます。
対策1:食事を減らす
先生によると、日照時間の調整よりも食事を減らすことのほうが効果があるそうです。
セキセイインコはオーストラリアの四季があるところに住んでいて、野生界では冬の食事が少ない時期は発情というか繁殖しない、その時期に雛を産んでも育たないので無駄なことはしないそうです。
なので、食事をわざと冬の状況にしてあげて非発情期を保つという考えだそうです。
対策2:フォージング
フォージングとは「フォレイジング」「フォレジング」ともいうのですが、エサを探して食べることです。
先生によると、食事を隠したりすることによって、ずっと食べることを考えさせる、食べるためにいつも考えている状態にするとのこと。
野生の鳥は食べるためにエサ場を見つけては食べ、なくなったらまた次のエサ場を探して飛び回り…食事のために1日で10〜20km飛んでいると言われているらしいです。
そういうことをしていると、毛引きをしている余裕なんてなく、野生の鳥は毛引きをしないそうです。
食べることに時間・意識を向けさせ、羽を抜くことに意識を向けさせないようにする、ということです。
いかに退屈にさせないか、食事をすることに集中させるかが毛引き症には重要として今のところ対処法のひとつだそうです。
▼きなのフォージングについて書きました

そういうわけで、これから食事量とフォージングに力を入れていこうと思います。
今いろんなフォージングに挑戦しているので、近いうちにいろんなフォージングについてまとめてみたいと思います。
発情・毛引き対策のフォレイジングをがんばってるきな。
それを励ます(?)もも。#セキセイインコ #アキクサインコ pic.twitter.com/XZw2JlPCaX— しろきな (@shirochan_kina) September 2, 2019