こんにちは
しろきな(@shirochan_kina)です。
今回は、わたしがインコを飼うためにやめたことを紹介したいと思います。
1~5. ニオイ関連
鳥類は飛ぶために体が軽く、そして酸素を多く取り込むために呼吸器が進化しています。
そのため、においによる体への影響が大きく、有毒なものなどを少しの量でも摂取すると衰弱したり死に至る可能性があります。
人間よりも体が何倍も小さいので、人間が平気でもインコたちにとっては害になるというものがたくさんあると知りました。
できる限り大切な家族を危険に晒さないため、日々気をつけたいと思っています。
1. 香りの強い洗剤・柔軟剤
きなをお迎えした当初はふつうに市販の洗剤や柔軟剤を使っていました。
洗剤や柔軟剤に香りがついていることが普通だったし、いい香りに癒されることもありました。
しかし、きなの産卵でタオルをケージに敷いたり、加湿のために濡れたタオルをケージの近くにかけたりするなかで、人間にはいい香りでもきなたちにはしんどい可能性もあるな…と気付きました。

そこで、今は『洗濯マグちゃん』というものを使用しています。
これは洗濯の時にいっしょにいれておけば洗剤を使わなくても同じくらい汚れやニオイを落とすものです。ニオイはまったくありません。むしろ、洗剤で取れなかった生乾き臭も消えました。(びっくり)
▼インコかいわいでも人気(*´︶`*)
おかげさまで私も愛用してまーす(*´∀`)
ぴんふ男も赴任先でちゃんと使ってるよw pic.twitter.com/SXEV57e56d
— ぴんふ (@pase_ume) March 2, 2020
じつはインコたちだけのためではなく、自分も強い香りを嗅ぐと頭が痛くなったりすることが多かったのですが、これにして洗濯物が無臭になってラクになりました。
柔軟剤はというと、今思うとそもそもなくてもよかったのではないかと…。
タオルはそこまでごわごわしたりしないし、むしろごわごわでも特に困ることはありません。
柔らかくすると言うより、香りをつけることが目的で使っていたような気もします…
▼汚れやニオイが強い時や部屋干しする時はこの洗剤を併用することもあります。使う量がとても少なくて成分が地球や環境、人間にも優しく、香りはかすかに香るかな?という程度。
2. 香りの強いシャンプー・リンス・ボディソープ
これも洗剤と同じで、鳥たちと触れ合う時にたまにわたしの髪を羽繕いしてくれる時があって、あまり強いニオイだとよくないだろうなと思って変えました。
香りが全く残らないのは難しいけど、それでもなるべく成分が悪くなさそうなものを探しています。
▼今はこれはお試し中。
▼こういうのも試してみたい
3. ネイル
もともとそんなにするほうではなかったけど、マニキュアや除光液は強烈な匂いがするし、化学物質がかなり含まれています。
もちろん、指に塗ってからしばらくしたら原液よりはニオイがマシにはなるし、インコがずっと指に鼻を近づけてくんくんするわけではないけど、少しでも愛鳥の体調を崩す可能性のあるものはなるべく遠ざけたいと思って今はしていません。
ネイルしないといけない!という重大な理由がかいぬしにはありませんしね。おしゃれより愛鳥の健康を選びます。
▼数年に数回、結婚式やおでかけなどでネイルしたくなった時は、このタイプを使っています。これは除光液を使わずペリッとはがせるのでインコたちと触れ合う前にさっとはがせます。UVライトですぐに乾くので塗るのもラクです。(塗る時はインコたちがいない部屋で。)
4. アロマオイル
アロマオイルはリラックスなどに良い印象がありますが、鳥たちが吸引すると中毒症状が出たり、最悪死に至るケースもあるようです。
鳥だけでなく、猫にもだめらしいですね。
じつはアロマの何が原因なのかはまだわかっていないらしいですが、アロマディフューザーでアロマを焚いていたらインコが落鳥してしまったという事例があるそうなので、やはり少しでも危険性のあるものは排除したいと思います。
5. タバコ
これは言わずもがなで有害です。
じつはかいぬし二十歳から10年以上吸ってるヘビースモーカーでした。
これはインコに限らずペットを飼う人はやめたほうがいいですよね…
近くで吸わなければいいという問題ではなく、離れた場所で吸ってもニコチンなど匂いも服や髪、手などに残るのでそのまま触れ合うのとか絶対やめたほうがいいです…
吸ってる時って本人はそこまで気にならないけど、禁煙すると喫煙者ってこんなに臭いんだ…って気づけました…
どうしても辞めれない人は吸ったあと風呂に入って服も着替えてからペットと触れ合うくらいしないとダメだと思います。
とはいえ禁煙ってなかなかキツイということも知っています…ちなみにわたしは貼るタイプのニコチネルパッチでタバコと決別できました。(自力で禁煙しようとして何度もダメでもう一生辞められないんだ…と絶望してたから辞めれて本当によかった…)
6. アルコール除菌(除菌ティッシュ)
除菌に使用するアルコール系の除菌スプレーや除菌ティッシュに含まれる「エタノール」や「メタノール」といったアルコール成分がインコたちに危険なのだそうです。
アルコール系の除菌ティッシュでケージやおもちゃの掃除をしたインコさんが肝臓を悪くするケースがあるそうです。
それを知ってから、うちではケージやおもちゃの除菌はノンアルコールのウェットティシュや水で湿らせたティッシュを使用しています。
ただ、それでは除菌・殺菌が不十分な可能性があるので、月に一度は天日干しや熱湯消毒をします。
▼こちらにくわしく書いています。

▼除菌は次亜塩素酸水のものを使用しています
▼最近『ハセッパー』というのを購入してみました。
▼ウェットティッシュはこれを使っています
7. 室内の観葉植物
植物の中には、インコがかじったりすると危険な毒性があるものがたくさんあるらしいです。
ポインセチアやシクラメン、オモト、クリスマスローズ、チューリップ、ポトス、紫陽花…数えたらキリがないほどいろいろあります。
以前はいくつか部屋に植物を置いていましたが、もともと植物を育てる能力が低いかいぬし…次々と枯らしてしまい…(T_T)
最後にひとつ残っていた、シロちゃんを飼う前に買ったショウナンゴムの木(ゴムの木も有毒なのでインコたちが近づかないように注意していました)も枯れしてしまい(悲しい…)、それ以来植物はお迎えしないようにしました。
現在、うちにはフェイクグリーンしかありません。
8. マスカラ
これは、うちのきなが放鳥中にわたしのまつげをちみちみと羽繕いしてくれるから✨
羽繕いしてくれるのは愛情のしるしなのに、マスカラをきなに食べさせてしまってはいけない!と思ってやめました。
もともと化粧をがっつりすることが苦手な方だったので、やめる理由ができてちょっと安心(?)しています( *´艸`)
たまに出かける時だけすることもありますが、帰宅してすぐに顔を洗ってからインコたちと触れ合います。羽繕いしてもらう幸せは何事にも替えがたい…!
9. 昼間の調理
料理中はいろんなニオイがでますし、包丁や火などインコたちに危険なものもたくさんあります。
うちはLDKなので部屋とキッチンを分けられず、インコたちが起きている昼間はリビングとインコ部屋のドアを開けていることもあるので、料理しないことにしました。
▼うちのルームツアーはこちら

そもそも料理は得意じゃないので料理しない言い訳にちょうどよく(おい)、インコたちが起きている昼間には料理はしないと決めました。(朝はコーヒーだけ、昼はパンとかが多いです。)
どうしてもの時は扉を閉めてします。
夜はとなりの部屋で扉をすべて閉めてインコたちを寝かせるので、夜だけ仕方なく(おい)料理します。
10. 部屋を散らかしっぱなしにする
もともと掃除や片付けが苦手なかいぬし…。
しかし、部屋を散らかしていると、インコたちがゴミを誤食したり物の隙間に入り込んでしまったり、物をかじってしまったり、インコたちに事故のリスクが増えます。
そう思うと、苦手な掃除や片付けもがんばれます。
むしろ、インコたちのおかげでわが家の清潔は保たれていると言っても過言ではありません…!ありがとうきなもも(●´▽`●)
まとめ
こうやってやめたことを並べてみると、インコたちのおかげでかいぬしの生活が改善されているような気がします( ´ ▽ ` )✨
インコを飼う人全員にこれをすべて強要しようとこの記事を書いた訳ではありません。
しかし、インコたちをお迎えしたのは飼い主たちの意思であり、インコたちから家にやってきたわけではありません。
そのことを忘れずに、預かった大切な命を守り、生活を良くする責任をいつも忘れずに暮らしたいものです。